カウンセラーという仕事を知った、
高校３年生の夏。

大学への進路を迷っていた私が、偶然手に取った１冊の本との出会いで心理学という分野を知り、私もお１人おひとりの相談をきちんと受けられる個人セッションカウンセラーになりたい、と進路を決めました。
ところが、心理学系の大学に進学したものの、どうしたら個人セッションカウンセラーになれるのかがわからず大学院に進学。大学院を修了した後も、個人セッションカウンセラーにはなれない厳しい現実が待っていました。面接を受けに行っても、「今まで何ケース担当したことがありますか？」と聞かれ、大学院で担当したケースが多くなかったこともあり、自信を持って答えることができませんでした。

そう、私に必要だったのは、自信を持って答えられるくらいの現場経験だったのです。
現場経験が積めるところを探していた時に、学院長の本との出会いがありました。悩んだ末にアイディアへの入学を決め、一から勉強し直すつもりで取り組みました。カウンセリング講座では大学の授業とは違った感動と気づき、今日からすぐに変えられる生きた心理学がありました。セラピーマスターコース（旧ネイチャーセラピー＆リラクセーションコース）や御蔵島でのネイチャーセラピー（イルカセラピー）では、自分がカウンセリングを受ける体験を通して、心理療法（セラピー）の進め方を学ぶことができました。現場実践トレーニングで初級カウンセラーの資格を得て、さらに企業、教育、医療などの現場経験を数多く積ませていただくことができました。

そうして得た、
「心理カウンセラー」「個人セッションカウンセラー」の肩書。駆け出しのころは個人セッションが始まる時間までは毎回緊張し、本当に大丈夫だろうか？と不安もありましたが、いざ個人セッションが始まると今までの現場経験がすごく生きてきたのを実感できました。スーパーバイザーの先生方のおかげで、少しずつ自信をつけながらスキルアップをすることができたと思います。

人生の中で誰でも一度は、カウンセリングが必要な時期がある。人生の貴重な時間をご一緒し、よりこころ豊かな人生を送っていただけるように、クライアントの方から学ぶという謙虚な姿勢を大事にしながら、カウンセリングを担当させていただく毎日です。